老犬はダニ・ノミには格好の標的、定期的なブラッシングを

2019年09月28日
犬を診ている医者

老犬はダニやノミには格好の標的になります。老犬は動きが鈍いため、散歩に行ってもゆっくり歩きます。そのためダニやノミが狙いやすく餌食にされやすいのです。室内に他の同居犬がいる場合、同居犬からダニやノミを移される可能性もあります。

老犬は体力が衰えているため、ダニやノミに寄生されると身体の負担が大きくなります。感染症にかかると回復するのが非常に困難です。少しでも老犬の負担を軽くするためにもダニやノミから早めに守ってあげましょう。

駆除薬を使うのが一番良い方法ですが、老犬は身体が弱っていることがあります。皮膚も弱く、ソフトチュアブルタイプの飲み薬すら受け付けないこともあります。アロマオイルをスプレーする方法もありますが、老犬は皮膚に炎症を起こす可能性があるため注意してから使うようにします。使う場合は動物病院で相談するほうがおすすめです。

一番良い方法はクシで定期的なブラッシングをしてあげることです。犬用のクシを使って丁寧にブラッシングしましょう。ブラッシングする際にダニやノミが付着していないかどうかよく観察してあげてください。特に毛が長い犬はダニやノミがいてもわかりにくいため、細かくチェックすることが大切です。観察する際は皮膚に炎症がないか、かきむしった跡がないかなども気をつけて見てください。

ブラッシングには血行をよくする効果もあります。またブラッシングすることで愛犬とのコミュニケーションをすることもできます。ブラッシングを嫌がるときはなにか痛い箇所があるのかもしれません。その場合は一度に全身をやらなくてもよいので何日かに分けて行います。過度なブラッシングはかえって逆効果ですが、1日一回優しくブラッシングすることで効果があります。老犬は皮膚が弱っているので力を入れずにブラッシングするようにしましょう。

毛が長い犬種の場合、耳の付け根や内股、脇の下などに毛玉ができやすいので注意してブラッシングします。毛玉はむりにほぐさず、その部分だけハサミで切り取ると良いです。皮膚の疾患がある箇所は無理してブラッシングする必要はありません。

お散歩の際はお洋服を着せてあげることも一つの予防法です。また動きが鈍いことから、一度草むらに入り込んでしまうとなかなか出てこないこともあります。草むらにいる時間が長いとマダニやノミの標的になってしまうので、草むらにはなるべく寄らないように十分注意してお散歩しましょう。