ノミとダニの見分け方と症状の違い

2019年09月08日
食べている犬

ノミとダニの見分け方はまずはその大きさにあります。ダニはとても小さく、わずか0.1~0.3mmほどの大きさなので肉眼でみることは不可能です。一方、ノミは約2mmと比較的大きいので、肉眼でみることもできます。ノミは脚が強いので、自分の体の100倍もの高さまで飛ぶことができます。ダニははねることはありませんが、ゆっくりと動き回ります。ペットの毛をよく見ると丸くて黒い小さな点々が見つかることがあります。これはノミのフンです。

ノミとダニはそれぞれ刺されたときの特徴があり、症状にも違いがあります。ダニに吸血されるとかゆみがとても強いのが特徴です。特にお腹の皮膚や二の腕、脇の下など柔らかい部分を好んで指します。刺された跡を見ると穴が2つ開いているのがわかります。

吸血したダニは体が丸くなり、膨らんでいます。そうしたダニを見つけてもあわてて払い除けてはいけません。慌てて払うと、吸口が体内に残り、炎症を起こしたり化膿することがあります。もしくは感染症の原因にもなることがあるのでさわってはいけません。万が一ダニを見つけたらあわてずに、ペットなら動物病院で、人の場合は皮膚科で駆除してもらいましょう。

一方ノミは足を噛むことが多く、膝の下から足先まで複数箇所さすことがあります。ノミは刺されるととてもかゆみがあります。刺された跡は丸くなり、いつまでも残り水ぶくれになることもあるほどです。かゆみは一週間以上続くことから、ダニよりも強い症状があるのも見分け方のひとつです。あまりのかゆさにひっかいてしまい、化膿することもあります。

かゆみはノミの唾液によるアレルギー反応といわれています。すぐ反応がでることもありますが、2日ほど経過してから症状が現れることもあります。そのためいつ噛まれたのかわからないこともあるほどです。

刺される時間帯にも違いがあります。ノミは光に集まる傾向があるので日中でも人を噛むことがあります。ダニは夜行性のため、日中はカーペットや絨毯の隙間に隠れています。そのため刺すのは夜間が多いのが特徴です。夜間人の服の中まで入り込み刺すことがあります。それぞれ高温多湿の環境を好むことから、夏場や梅雨時期には特に注意が必要です。

症状がひどくなった場合には感染症が心配です。かゆみが強く化膿している場合には、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤、抗生物質などの塗り薬を塗ります。悪化する前に早めに皮膚科で薬をもらうほうが良いでしょう。